CX-5の乗り心地は悪い?評価が分かれる理由と改善できるポイント

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cx-5の乗り心地 悪い点と改善点

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CX-5の乗り心地について調べていると、「硬い」「悪い」「評価が辛口」といった声が目に入ります。一方で、「長距離は楽」「運転しやすい」「高速は安定する」といったポジティブな評価も多く、意見が大きく分かれているのが実情です。
では、CX-5の乗り心地は本当に悪い車なのでしょうか。
それとも、感じ方や条件によって評価が変わるだけなのでしょうか。

結論から言えば、CX-5の乗り心地は万人向けではありません
しかしそれは欠点というより、車の性格がはっきりしている結果と
もいえます。
足回りの考え方や設計思想を理解せずに乗ると「思ったより硬い」と感じやすく、逆に特性を知ったうえで選べば「安定感があって疲れにくい」と評価が一変するケースも少なくありません。

さらにCX-5は、乗り心地に不満を感じた場合でも、考え方や条件次第で改善の余地がある車です。タイヤや空気圧、使用シーンによって印象が変わるため、「悪い」で終わらせてしまうのは少し早いかもしれません。

この記事では、CX-5の乗り心地が「悪い」と言われる理由を冷静に整理しつつ、評価が分かれるポイントやデメリットを正直に解説します。

そのうえで、長距離での評価や改善できる考え方にも触れ、CX-5がどんな人に向いているのかを分かりやすくまとめていきます。
購入前の不安を解消したい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

CX-5の乗り心地は悪い?評価が分かれる理由とデメリット

CX-5の乗り心地については、「悪い」「硬い」といった辛口な評価がある一方で、安定感を評価する声も少なくありません。
なぜここまで意見が分かれるのでしょうか。
ここではCX-5の乗り心地が悪いと言われる理由を整理し、足回りの特徴や同乗者目線で感じやすいデメリットについて冷静に解説していきます。

CX-5の乗り心地が「悪い」「硬い」と言われる足回りの正体

CX-5の乗り心地が「悪い」「硬い」と言われる足回りの正体
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足回りが引き締め寄りな設計思想

CX-5の乗り心地が「硬い」「悪い」と言われる最大の理由は、足回りの設計思想にあります。
CX-5は快適性一辺倒ではなく、走行安定性や操縦性を重視したセッティングが特徴です。
ステアリング操作に対する反応が素直で、車体の揺れを抑える方向性が明確なため、ドライバー目線では安心感が高い一方、柔らかさを期待すると違和感を覚えやすくなるのです。

この引き締め寄りの足回りは、高速道路やワインディングではメリットとして現れますが、街乗り中心だと硬さとして意識されやすい傾向があります。


低速域でゴツゴツ感を覚えるケース

CX-5の評価が辛口になりやすいのは、低速域での乗り心地です。
特に段差や荒れた舗装路では、ゴツゴツとした突き上げを感じることも。
これはサスペンションが安定性を優先するため、細かな凹凸をいなしきれない場面があるためです。

ゴツゴツ感を感じやすい条件は以下の通り。

  • 低速走行が多い市街地中心の使い方
  • 路面状況の悪い道路
  • 乗り心地重視でSUVを選んだ場合

このような条件が重なると、「思ったより乗り心地が悪い」と感じやすくなります。


国産SUVの中での立ち位置(フワフワ系ではない)

国産SUV全体で見ると、CX-5はフワフワとした快適性重視のモデルではありません
あくまで「運転のしやすさ」「安定感」を優先した立ち位置にあります。

比較視点CX-5の特徴
足回りやや硬め
低速域路面の影響を受けやすい
高速域安定感が高い
方向性ドライバー重視

このように、CX-5の乗り心地が「悪い」と言われる理由は感覚的な問題ではなく、構造と思想の違いによるものです。
柔らかさを求める人には不向きな一方、安定感を重視する人には評価されやすいSUVだといえるでしょう。


評価が辛口になる人の特徴|後部座席・同乗者目線の不満

cx-5 評価が辛口になる人の特徴|後部座席・同乗者目線の不満
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後部座席で揺れを感じやすい場面

CX-5の乗り心地が「悪い」と評価されやすいのは、後部座席に乗ったときでしょう。
運転席では安定して感じても、後席では揺れが大きく伝わる場面があります。
特に段差を越えた際や、低速でのストップ&ゴーでは、上下動が強調されやすく、同乗者が不快に感じるケースが見られます。

これはCX-5がドライバーの操作感を重視しているためで、後席の快適性を最優先にしたセッティングではないことが影響していますね。


路面の凹凸が伝わりやすい条件

後部座席では、路面状況の影響を受けやすくなります。
特に以下の条件では、評価が辛口になりがちです。

  • 市街地の荒れた舗装路
  • マンホールや継ぎ目が多い道路
  • 低速走行が中心の使い方

これらの場面では、足回りの引き締め感が突き上げ感として伝わりやすくなります。
運転席ではハンドル操作と連動して納得できる挙動でも、後席では「ただ揺れるだけ」と感じやすい点が評価の差を生む要因なのです。


ひじ掛け・姿勢と乗り心地の関係

後部座席の乗り心地は、足回りだけでなく姿勢や装備にも左右されます。
CX-5の後席は姿勢がやや立ち気味になりやすく、揺れを体で受け止めやすい構造。
また、ひじ掛けの使い方によっても体の安定感が変わります。

視点影響
姿勢揺れを感じやすい
ひじ掛け体の固定感に差
視線不快感の出やすさ

このように、運転席では高評価でも後部座席では不満が出やすいのがCX-5の特徴です。
評価が分かれる理由は、乗る位置による体感差にあるといえるでしょう。


CX-5の乗り心地に関するデメリットと不安点(異音含む)

CX-5の乗り心地に関するデメリットと不安点(異音含む)
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足回り由来と誤解されやすい異音

CX-5の乗り心地評価が悪化しやすい要因の一つに、異音の存在があります。
走行中に「コトコト」「ギシギシ」といった音を感じると、多くの人は足回りの不具合を疑います。しかし実際には、必ずしもサスペンションそのものが原因とは限りません。

異音が出やすい場面としては、以下が挙げられるでしょうか。

  • 低速で段差を越えるとき
  • 荒れた路面を走行したとき
  • 気温変化が大きい時期

これらは部品同士の干渉や経年による劣化が影響するケースもあり、乗り心地そのものとは別問題であることも少なくありません。
ただし原因が分からないまま音だけが続くと、不安感が増し「乗り心地が悪い」という評価につながりやすくなります。


年式・グレード差による印象の違い

CX-5は年式やグレードによって、乗り心地の印象が異なります。
特に足回りやタイヤサイズの違いは、体感に直結するのです。

要素影響
年式改良により突き上げ感が緩和される場合あり
グレードタイヤサイズで硬さが変化
駆動方式車重差で揺れ方が異なる

この違いを知らずに試乗や中古車選びをすると、「思っていたCX-5と違う」と感じやすく、評価が辛口になりがちです。


ネガティブ評価が増えやすいパターン

CX-5の乗り心地に対するネガティブ評価は、特定の条件が重なると増えやすくなります。

  • 乗り心地最優先でSUVを選んだ
  • 後部座席の利用が多い
  • 街乗り中心で低速走行が多い

これらに当てはまる場合、CX-5の特性と期待値にズレが生じやすくなります。
だからこそ、デメリットや不安点を先に把握しておくことが重要です。
理解したうえで選べば、後悔を避けやすいSUVだといえるでしょう。


CX-5の乗り心地は改善できる?長距離で評価が変わる理由

CX-5の乗り心地は「悪い」と言われがちですが、実は使い方や条件次第で評価が大きく変わる車です。
足回りの特性を理解すれば、改善できるポイントも見えてきます。
ここではCX-5が長距離走行で高く評価される理由や、乗り心地を前向きに捉えるための考え方を整理していきましょう。

CX-5の乗り心地は改善可能|足回りの考え方と現実的対策

CX-5の乗り心地は改善可能|足回りの考え方と現実的対策
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タイヤ・空気圧で変わる体感

CX-5の乗り心地は、足回りを大きく改造しなくてもタイヤと空気圧で体感が変わるでしょう。
特に純正タイヤの銘柄や空気圧設定は、硬さの印象に直結します。
空気圧が高すぎると突き上げ感が強調され、低すぎると逆に不安定になるため、適正値の見直しは有効です。

乗り心地に影響しやすい要素は以下の通りです。

  • タイヤ銘柄によるサイドウォールの硬さ
  • 摩耗状態や経年劣化
  • 空気圧の過不足

これらを見直すだけでも、「思ったよりマイルドになった」と感じるケースは少なくありません。


「改善=欠陥」ではない理由

「乗り心地を改善する」と聞くと、欠陥があるように感じるかもしれません。
しかしCX-5の場合、改善とは車の性格に合わせた最適化に近い意味合いです。
もともと引き締め寄りの足回りを、用途や好みに合わせて調整するだけであり、設計ミスではありません。

SUVは用途が幅広く、全員にとって完璧な乗り味は存在しません。
そのため、改善余地があること自体はむしろ自然だといえるでしょう。


無理に弄らなくてもできる調整

CX-5の乗り心地改善は、大がかりなカスタムが前提ではありません。
以下のような現実的な対策でも十分効果が期待できます。

対策ポイント
空気圧調整乗り心地と安定性のバランス
タイヤ選び静粛性・柔らかさ重視
積載量管理不要な荷物を減らす

これらはコストもリスクも低く、まず試す価値がありますね。


長距離では評価が上がる?CX-5の運転しやすさと安定感

長距離では評価が上がる?CX-5の運転しやすさと安定感
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高速走行時の直進安定性

CX-5は街乗りでは「硬い」と言われがちですが、高速道路に入ると評価が一変する車です。
直進時の安定性が高く、ハンドル修正が少なく済むため、一定速度での巡航が非常に楽に感じらるでしょう。
車体のブレが抑えられていることで、ドライバーは常に緊張する必要がなく、結果として運転の負担が軽減されます。

特に横風の影響を受けにくい点は、長距離走行での安心感につながるのです。


ロールの少なさと疲れにくさ

CX-5が長距離で評価される理由の一つが、ロールの少なさ。
カーブでも車体の傾きが抑えられており、姿勢変化が穏やかなため、体が左右に振られにくくなります。
これにより、無意識のうちに体にかかる負担が減り、長時間運転でも疲れにくくなるのです。

項目CX-5の特徴
ロール少なめ
姿勢変化安定
ドライバー負担小さい

柔らかい足回りの車は一見快適でも、長時間では揺れが蓄積しやすい点と対照的ですね。


長距離ユーザーが高評価な理由

実際にCX-5を長距離で使っているユーザーほど、乗り心地に対する評価は高い傾向があります。
その理由は以下の通りです。

  • 速度域が上がるほど安定感が増す
  • 操作に対する挙動が分かりやすい
  • 運転に集中しやすく、精神的に楽

このように、CX-5は低速域の印象だけで判断すると「悪い」と感じられやすい一方、長距離では真価を発揮するタイプのSUVです。
評価が逆転する理由は、足回りの性格が走行シーンと合致するかどうかにあるのです。


CX-5はどんな人に向く?デメリットを踏まえたコスパ評価と私の見解

CX-5はどんな人に向く?デメリットを踏まえたコスパ評価と私の見解
イメージ画像

CX-5が向いている人/向かない人

CX-5の乗り心地は万人向けではありません。
そのため、向いている人・向かない人がはっきり分かれるSUVです。
特性を整理しておきましょう。

向いている人

  • 運転のしやすさ・安定感を重視する
  • 長距離や高速道路の利用が多い
  • フワフワした乗り味に不安を感じる
  • ドライバー主体で車を評価する

向かない人

  • 柔らかく揺れの少ない乗り心地を最優先
  • 後部座席の快適性を重視する
  • 街乗り・短距離中心の使い方
  • 同乗者からの評価を重視したい

このように、CX-5は「家族全員が常に快適」というタイプではなく、運転する人が主役のSUVといえます。


乗り心地の好みとの相性をどう考えるか

乗り心地の評価は、性能以上に好みの問題が大きく影響します。
CX-5の場合、評価を分ける軸は次の点です。

  • 揺れを「安心感」と捉えるか「不快」と捉えるか
  • 車体の動きが分かることを好むか
  • 路面情報を遮断したいか、伝えてほしいか

CX-5は後者寄りの車です。
そのため、「静かで柔らか=良い車」という価値観を持つ人ほど、違和感を覚えやすくなります。
一方で、運転に集中しやすい車を求める人には、しっくりくる可能性が高いでしょう。


この価格帯で見たCX-5のコスパ評価

CX-5は、同クラスの国産SUVと比べても価格と内容のバランスが良いモデルです。
特に走行安定性や運転感覚は、価格以上と感じる人も少なくありません。

視点評価
乗り心地やや好みが分かれる
安定感高い
運転しやすさ優秀
価格とのバランス良好

「乗り心地が悪い=コスパが悪い」とは直結しません。
むしろ、この足回りだからこそ得られる安心感があり、それを価値と感じられるかどうかが重要です。


私の見解|CX-5は「大人向けの実用SUV」

ここからは、筆者としての私の見解です。
CX-5は「誰にでも優しいSUV」ではありません。
しかし、使い方と価値観が合えば非常に満足度の高い一台だと感じます。

短距離中心・後部座席重視なら、他に合う車はあります。
一方で、

  • 落ち着いた走り
  • 長距離でも疲れにくい安定感
  • 運転する時間そのものを苦にしない設計

これらを評価できる人にとって、CX-5は価格以上の価値を持つSUVです。
デメリットを理解したうえで選ぶなら、「乗り心地が悪い車」ではなく、「思想がはっきりした車」といえるでしょう。

最終的には、試乗時に後部座席にも一度座ってみること。
それが、後悔しないための最も確実な判断材料です。

CX-5の乗り心地は悪さと改善ポイント まとめ

記事ポイント

  1. CX-5の乗り心地が「悪い」「硬い」と言われるのは、足回りが引き締め寄りな設計思想によるもの
  2. 低速域や荒れた路面、後部座席では揺れを感じやすく、評価が辛口になりやすい
  3. 異音や年式・グレード差が、不安感を増幅させるケースもある
  4. 一方で高速走行時の直進安定性やロールの少なさは高評価
  5. タイヤや空気圧など、無理のない調整で乗り心地は改善可能
  6. 乗り心地重視の人より、運転の安定感を求める人に向くSUV

CX-5の乗り心地は、確かに好みが分かれます。
しかし「悪い車」というより、性格がはっきりしている車と捉えるのが適切でしょう。
柔らかさや後席の快適性を最優先する人には合わない一方、長距離での安定感や運転のしやすさを重視する人には、高い満足度をもたらします。
デメリットと改善ポイントを理解したうえで選べば、CX-5はコスパの良い実用SUVといえるのではないでしょうか。

参考リンク

マツダ公式サイト|CX-5

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私はこれまでに10台以上の車を乗り継いできた経験を活かし、「車との暮らし」をテーマに情報発信しています。
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