cx-5とハリアーを徹底比較|静粛性・後部座席・リセールで選ぶなら?

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cx-5とハリアー比較

※本ページはプロモーションを含みます。

CX-5とハリアーは、どちらも国産SUVの中で高い人気を誇る定番モデルです。
価格帯やサイズ感が近く、「結局どっちが良いのか分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
一方で、この2台は見た目が似ているようで、実はクルマとしての思想や重視しているポイントが大きく異なるSUVでもあります。
静粛性や乗り心地、後部座席の快適性、さらにはリセールやコスパまで、評価が分かれる理由は一つではありません。

この記事では、CX-5とハリアーを単なるスペック比較で終わらせず、実際の使い方や所有後の満足度という視点から丁寧に比較していきます。

読み終えたときに、「自分に合うのはどちらか」が自然と見えてくる構成を目指しました。
購入を真剣に検討している方はもちろん、SUV選びで迷っている方にも参考になるはずです。

cx-5とハリアーを比較すると見えてくるSUVとしての違い

CX-5とハリアーは、同じミドルサイズSUVでありながら、目指している方向性が大きく異なります。
サイズ感や価格帯は近いものの、運転したときの感覚や室内の考え方、快適性の重視点には明確な違いが見られます。
ここではまず、両車を並べて比較することで見えてくる「SUVとしての基本的な考え方の違い」を整理していきました。
スペック表だけでは分かりにくい部分に注目しながら、それぞれの個性を確認していきましょう。

大きさ・取り回しの違い

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大きさは近いが、運転時の感覚は同じではない

CX-5とハリアーは、数値上のボディサイズが非常に近く、カタログだけを見ると「ほぼ同じ大きさ」に見えます。
しかし、実際に運転すると取り回しの印象には差が出ます。CX-5は全体が引き締まった設計で、見切りが良く、運転席から車幅感覚をつかみやすいのが特徴です。
対してハリアーはボディが大きく見えるデザインの影響もあり、最初はややワイドに感じる人もいるでしょう。
ただし、慣れてしまえば特別扱いにくいサイズではありません。

項目CX-5ハリアー
全長約4,575mm約4,740mm
全幅約1,845mm約1,855mm
全高約1,690mm約1,660mm

※数値は代表的なグレードの目安です。


取り回しは「運転のしやすさ重視」か「存在感重視」か

街中や駐車場での扱いやすさを重視するなら、CX-5は安心感があります。
ハンドル操作に対する車の反応が自然で、狭い道でもストレスを感じにくい設計です。
一方、ハリアーは直進安定性が高く、高速道路や広い道での余裕が際立ちます。
その代わり、最小回転半径やボディ感覚には多少の慣れが必要でしょう。

取り回しで感じやすい違い

  • CX-5:街乗り・狭い駐車場でも扱いやすい
  • ハリアー:広い道や長距離移動で安定感が強い
  • 日常使いか、移動の快適さ重視かで評価が分かれる

大きさそのものよりも、「どんな場面で使うか」が選択の分かれ目になります。

後部座席・室内空間を比較

cx-5とハリアー 後部座席・室内空間を比較
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後部座席の快適性はハリアーが一歩リード

後部座席の居住性を重視する場合、ハリアーの完成度は非常に高いといえます。
足元や頭上空間に余裕があり、シート自体も柔らかめで、長時間座っていても疲れにくい設計です。ドアの開口部が広く、乗り降りがしやすい点もファミリー層には評価されやすいポイントでしょう。一方、CX-5の後部座席は必要十分な広さを確保しているものの、全体的に引き締まった印象。
大人が乗って不満はありませんが、ゆったり感という点ではハリアーに軍配が上がるかもしれません。

項目CX-5ハリアー
足元空間必要十分ゆとりあり
頭上空間標準的余裕あり
シートの印象やや硬め柔らかく快適

室内の考え方は「運転席中心」か「同乗者重視」か

室内全体の設計思想にも違いが見られます。
CX-5は運転席を中心にした包まれ感のあるレイアウトで、ドライバーが操作しやすい配置が特徴です。
その分、後部座席は必要以上に広くせず、車全体のバランスを優先しています。
対してハリアーは、前後席ともに快適性を重視した設計で、後部座席に座る人への配慮が随所に感じられますね。

室内空間の違いまとめ

  • CX-5:運転を楽しみたい人向けの設計
  • ハリアー:家族や同乗者の快適性を重視
  • 使用人数や乗車頻度で満足度が変わる

後部座席をどれだけ使うかが、選択の大きな判断材料になるでしょう。

静粛性・乗り心地の方向性

cx-5とハリアー 静粛性・乗り心地の方向性
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静粛性は「とにかく静か」なハリアーが有利

走行中の静かさを重視するなら、ハリアーは非常に完成度が高いSUVです。
ロードノイズや風切り音がしっかり抑えられており、街乗りはもちろん高速道路でも会話が途切れにくい印象があります。
ハイブリッドモデルではエンジンがかからない時間も長く、静粛性の高さをより強く実感できるでしょう。
一方、CX-5も決してうるさいわけではありませんが、路面の情報を適度に伝えるチューニングが施されています。
静かさよりも「走っている感覚」を残す方向性といえますね。

走行中の音の印象

  • ハリアー:ノイズが少なく、上質で穏やか
  • CX-5:音を完全に消さず、自然なフィードバック
  • 高速移動や同乗者重視ならハリアーが有利

乗り心地は快適性か、操縦感覚かで評価が分かれる

乗り心地の違いも、この2台の性格をはっきり分ける要素です。
ハリアーは段差のいなし方が柔らかく、揺れを抑える方向で仕上げられています。
長距離移動でも疲れにくく、同乗者からの評価が高くなりやすい設計です。
対してCX-5は、路面との一体感を大切にした乗り味で、ハンドル操作に対する反応が素直。
快適性よりも「運転の気持ちよさ」を重視する人には魅力に映るでしょう。

乗り心地の方向性まとめ

  • ハリアー:快適性・安定感重視
  • CX-5:操縦感覚・ドライバー重視
  • 誰が主に運転するかで満足度が変わる

静粛性と乗り心地は、価値観の違いが最も表れやすいポイントです。


cx-5とハリアーを比較して分かる所有満足度の差

CX-5とハリアーの違いは、乗った瞬間の印象だけでなく、所有してからの満足度にも表れます。
購入後に感じるコスパやリセールの差、周囲からの評価、長く乗ったときの納得感などは、カタログでは見えにくいポイントです。
ここからは「所有する視点」に切り替え、実際に選んだあとでどのような違いが生まれるのかを比較していきます。
使い続けたからこそ分かる現実的な差に注目していきましょう。

リセール・人気・市場評価

リセール・人気・市場評価
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中古市場で見る流通数と人気傾向

CX-5とハリアーの中古車相場を見ると、中古車情報サイトの掲載台数でも、ハリアーの方が多く出回っています。
例えば、ハリアーの中古車は全国で約6,400台以上掲載される一方、CX-5は掲載台数が3,000台ほどとやや少なめ。
つまり、ハリアーは中古市場でも流通量が多く、需要が高い傾向にあることが分かります。
参考リンク carsensor+1

  • ハリアー:中古掲載台数 約6,400台
  • CX-5 :中古掲載台数 約3,300台

こうした流通数の差は、人気・注目度の一つの指標になるでしょう。


中古車価格帯の比較(年式・走行距離別)

実際の中古価格帯を年式・走行距離の観点で整理すると、次のような傾向が見られます。

中古車価格帯(例)

年式/走行距離ハリアー(中古価格帯)CX-5(中古価格帯)
2020年頃(走行3〜5万km)約250〜350万円前後約150〜250万円前後
2017〜2019年(走行5〜8万km)約180〜300万円前後約100〜200万円前後
10万km超モデル約100〜250万円前後約50〜200万円前後

※実勢値は個体・装備・販売店により変動します。

この表からも、同じ年式・距離感でもハリアーの方が価格水準が高い傾向が見て取れますね。


リセール傾向と要因

リセールバリュー(残価率)については、トヨタ車全般の中古需要の高さから、ハリアーは比較的高めのリセール傾向があります。
一方でCX-5は人気SUVの一角ではあるものの、ハリアーと比べると価格水準は抑えめなケースが多いです。
ただし、CX-5は新車価格がハリアーより低いため、価格差を踏まえると一概に「どちらが得か」は判断しにくい面もあるのです。

リセール評価のポイント

  • ハリアー:中古需要が強く、価格帯が高めに残る傾向
  • CX-5 :平均的なリセールだが、価格が抑えめなので買い得感あり

市場評価とユーザー傾向

中古市場の評価としては、ハリアーは“人気SUVの代表格”として定番感があり、街中で見かける機会も多いです。
CX-5も人気は高く、走りやデザインの評価が多い一方で、ハリアーほど出回っている印象は薄め。中古価格を見ても、人気と供給のバランスによってハリアーの方がやや強い立ち位置にあります。

ただし、これはあくまで市場全体の傾向であり、個々の車両状態・装備・年式・走行距離次第で評価は大きく変わります。
例えば、走行距離が少ないCX-5の良質個体は高い価格が付くことも珍しくありません。


中古価格とリセールの理解

  1. ハリアーは中古価格帯が高め・流通量が多い → 人気と需要が強い
  2. CX-5は価格帯が比較的抑えめ → コスパの良い選択肢として評価されやすい
  3. 新車価格差を考慮すると、単純比較は難しいものの、リセール傾向としてはハリアーがやや優勢

しかし中古車市場の価格感は日々変動するため、最新情報は実際の中古車検索サイトで確認するのが確実です。


コスパと価格満足度

cx-5とハリアー コスパと価格満足度
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新車価格と装備のバランス

CX-5とハリアーの新車価格を比べると、概ねハリアーの方が高めの設定になっています。
これは装備の標準化やブランドポジションの違いが影響しており、静粛性や安全装備の充実といった付加価値が価格反映されている面があるでしょうか。
対してCX-5は、同じミドルSUVでも価格帯が抑えめで、装備とのバランスが取りやすい点が魅力です。

項目CX-5ハリアー
新車価格帯(目安)約300〜400万円台約350〜500万円台
主な装備の傾向必要十分+運転側重視快適性・安全性重視
コスパ評価高い装備相応だが価格は高め

※価格は代表的なグレードの目安で、モデルや選択装備によって変動します。

こうした価格設定の差は、「必要なものだけを選びたい」か「快適装備を標準で欲しい」かによって、満足度の感じ方が変わる構造になっています。


価格満足度は「価値実感」で変わる

単純な価格だけでなく、「支払った金額に見合った価値」を感じられるかが、コスパと価格満足度を左右します。

CX-5の評価ポイント

  • ベース車両の価格が比較的手頃
  • 運転が楽しく、走行性能に満足感がある
  • 装備は必要十分だが、オプション選択で費用が嵩む傾向

ハリアーの評価ポイント

  • 初期装備が充実しており追加投資が少ない
  • 静粛性や快適装備で“買って良かった感”が出やすい
  • 価格帯が高めで、所有感・満足感を優先する傾向

コスパ評価のまとめ

  • CX-5:価格を抑えつつ、走りと必要装備を両立したい層に評価
  • ハリアー:価格が高くても上質な装備や満足感を重視する層に刺さる
  • 価格満足度は、単なる価格差よりも
    「何を重視するか」で決まる

このため、コスパ評価は一概にどちらが上とは言い切れず、ユーザーの価値観次第という結論に。
購入前に「自分は何を重視したいか」を整理すると、満足度がぐっと高くなります。

デメリット・評判から見る注意点

cx-5とハリアー デメリット・評判から見る注意点
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実際の口コミに見える評価の“裏側”

人気SUVであるCX-5とハリアーには、肯定的な評判が多い一方、ユーザーの声には明確な注意点や評価が分かれているのも事実でしょう。
例えば、海外や掲示板での口コミでは、CX-5は走りの楽しさや車体の質感が評価される反面、後席スペースの面で厳しい意見が出ています。
軽快なハンドリングが魅力である一方、後席や乗り心地が好みと合わなかったという声も。

一方でハリアーには、静粛性や快適性を評価する肯定派が多い反面、「エンジンが大人しい・物足りない」と感じる意見もあります。
これはSUVとしての走りの味付けが快適性寄りで、刺激を求める人には響きにくいからかもしれません。

口コミでよく挙がる注意点

  • CX-5:後席や足元空間に好みが分かれる声あり
  • ハリアー:動力性能の印象が“穏やか”という指摘
  • どちらも性格が異なるため評価は人によって割れる

こうした評判は、ネットの掲示板やSNS、オーナーコミュニティでもしばしば語られています。


偏見・先入観として出やすい評価と注意

SUVを選ぶとき、実際の評価とは別にユーザー属性やイメージによる偏見が語られることもあります。
例えば、ハリアーに対しては「少し見栄っ張り志向のオーナーが多い?」という、実際には根拠の薄い印象論がSNSや口コミで散見されることも。
これはあくまで偏見や個人の感想レベルの話ですが、車の見た目やブランドイメージが強いゆえに、そうした声が出やすいという面はあるようです。
こうした主観的な見方は、購入判断としては鵜呑みにしないように注意しましょう。

また、内装素材や質感については評価が分かれ、CX-5の高評価ポイントとして「内装の質感が良い」とする意見もある一方で、「ハリアーの一部グレードでは内装のプラスチック感が気になる」という声もあります。新車・中古車の自動車総合情報サイト〖carview!〗

偏見として語られやすい例

  • ハリアー=ステータス性が高い → 「見栄っ張り」という印象
  • CX-5=走り重視 → 快適性面で評価が割れる

こうした客観的な評価ではない声も存在するため、口コミを見る際は「どんな価値観で言っているか」を見極めることが大切です。


どちらにもある“本質的なデメリット”

双方を比較するうえで、口コミを踏まえると次のような本質的な注意点が見えてきます。

CX-5のデメリット傾向

  • 場合によって“スポーティ寄り”の足回りが合わない人もいる
  • 後席スペースや乗り心地に好みが分かれることがある

ハリアーのデメリット傾向

  • 走りの刺激が薄いと感じるユーザーも存在
  • 一部では「ブランドイメージが強く、評価が先行しやすい」という声

こうしたユーザーの声と偏見混じりの評価を踏まえると、単純なスペック比較だけではなく、乗る人の価値観で大きく評価が変わることが分かります。
口コミは参考になりますが、「自分の使い方・優先順位」と合わせて考えることが最も重要です。


※口コミはネット上の多様な意見を元に整理しています。
(根拠として掲示板・ユーザーコメント等を参照しています)
Reddit+1

筆者の見解|結局どちらを選ぶべきか

cx-5とハリアー 筆者の見解|結局どちらを選ぶべきか
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比較表で“違いが一目で分かる”結論整理

まずは主要ポイントを簡潔にまとめると次のようになります。

比較軸CX-5ハリアー
走り・ハンドリングよりダイレクトで楽しい快適走行寄り
乗り心地適度な路面感覚柔らかく静粛性高い
室内快適性実用重視同乗者優先
中古価格やや低め・コスパ良高め・人気優勢
リセール傾向平均〜健闘中古需要強い

※両車の特徴は実際の比較レビューや市場傾向を踏まえています。カーバイバイ+1

この表だけ見ると、**どちらが絶対的に勝つというより“向き不向きがハッキリする”**構造です。


スポーツカー乗りの私が選ぶなら:CX-5

筆者はスポーツカーにも乗っており、「運転の気持ちよさ」やハンドリングの素直さを重視するタイプ
こうした価値観で見ると、CX-5のほうが好きな傾向ですね。
具体的には次のような理由です。

私がCX-5を選ぶ理由

  • 走りのキレがあって楽しい
  • 操舵感が自然で運転していて気持ちが良い
  • 車両価格や中古価格を含めた“走りの満足度”が高い

一方でハリアーは、静粛性や快適性を最優先したい人、同乗者の快適さを重視する人には非常に魅力的です。
乗り心地の柔らかさや静かさは長距離移動でも疲れにくく、人気の理由がよく分かります。

ただし、筆者のようなスポーツ寄りの性格であれば、「普段の運転が楽しいCX-5」が相性良く感じられるはず。
もちろん、これはあくまで価値観ベースの判断なので、同乗者重視や静粛性重視ならハリアーを選ぶのも十分アリでしょう。

cx-5とハリアーを徹底比較 まとめ

記事ポイント

  1. 性格の違いが明確
    • CX-5は運転の楽しさ重視
    • ハリアーは快適性・静粛性重視
  2. 後部座席と静かさはハリアー有利
    • 同乗者や家族重視ならハリアー
  3. コスパと走りの満足度はCX-5
    • 価格と運転感覚のバランスが良い
  4. リセール・人気はハリアーがやや強い
    • CX-5は価格控えめで選びやすい

CX-5とハリアーは似ているようで方向性の異なるSUVです。
運転の楽しさや操縦感覚を重視するならCX-5、静粛性や快適性、同乗者の満足度を重視するならハリアーが向いています。
どちらが上かではなく、自分の価値観に合う一台を選ぶことが、最も後悔しない判断といえるでしょう。

参考リンク

中古車掲載台数・価格帯(カーセンサー ハリアー)

584Ze85TAKA

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私はこれまでに10台以上の車を乗り継いできた経験を活かし、「車との暮らし」をテーマに情報発信しています。
車種のジャンルを問わずさまざまな車に関するトピック、また新車・中古車問わずリアルな使用感や選び方、維持費やメンテナンスのポイントなど興味がある方は是非ご覧ください。

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