RAV4のリフトアップ費用が気になり、相場を調べている方は多いのではないでしょうか。
見た目が引き締まり、SUVらしさが際立つカスタムだけに、「いくらかかるのか」「本当にやる価値があるのか」は判断が難しいポイントです。
しかし実際には、RAV4のリフトアップは費用だけで決めてしまうと後悔しやすいカスタムでもあります。
キット代が安く見えても、乗り心地の変化やタイヤサイズ、車検対応など、あとから考えるべき要素が多く、想定以上にコストや不満が膨らむケースも少なくありません。
そこで本記事では、RAV4のリフトアップ費用について、単なる金額の目安だけでなく、方法別の相場や注意点、デメリットまで含めて整理します。
さらに、「どんな人なら満足しやすいのか」「逆にやらなくてもよい人はどんなタイプか」といった判断基準も、筆者の見解を交えて解説していきます。
RAV4のリフトアップを検討中の方が、あとから後悔しない選択をするための材料として、ぜひ参考にしてみてください。
RAV4のリフトアップ費用はいくら?方法別相場と選び方
RAV4のリフトアップ費用は、選ぶ方法によって大きく差が出ます。
見た目だけで判断すると後悔しやすいため、まずは代表的な方法と費用相場を整理し、自分に合う選び方を確認していきましょう。
リフトアップとは?キット・レディキットの違い

RAV4でのリフトアップについて
リフトアップとは、サスペンションやスペーサーを交換・追加することで、車高を純正より高くするカスタムを指します。
RAV4の場合、悪路走破性を高めるというよりも、SUVらしい見た目の変化を目的に行われるケースが主流です。
車高が上がることで、視覚的な迫力や存在感が増す一方、乗り味や使い勝手も変化します。
そのため、費用を考える前に「何が変わるカスタムなのか」を理解しておくことが重要といえるでしょう。
RAV4で主流のリフトアップ方法
RAV4のリフトアップは、主に次の2パターンに分かれます。
- リフトアップキット
スプリングやスペーサー、サスペンションなどを組み合わせて車高を上げる方法です。選択肢が多く、費用調整がしやすい反面、構成次第で乗り心地や耐久性に差が出やすい特徴があります。 - レディキット(完成型)
車種専用に設計された一式セットで、バランスを重視した構成が特徴です。個別選択の手間が少なく、初めてでも失敗しにくい反面、費用はやや高めになりやすい傾向があります。
費用の前に知るべき「何が変わるのか」
リフトアップを行うと、RAV4は次のように変化します。
| 変化するポイント | 内容 |
|---|---|
| 見た目 | 車格が大きく見え、SUV感が強まる |
| 乗り味 | 重心が上がり、純正とは感覚が変わる |
| 実用性 | タイヤサイズや段差感覚に影響 |
この変化を理解したうえで、リフトアップキットかレディキットかを選ぶことが、結果的に費用面の後悔を防ぐ近道といえるでしょう。
リフトアップ費用の相場|安く見えて高くなる理由

RAV4リフトアップ費用の目安【工賃込み】
RAV4のリフトアップ費用は、パーツ代だけを見ると安く感じがちですが、実際には工賃や調整費を含めた総額で考える必要がありますね。
代表的な相場は以下のとおりです。
| 方法 | 費用目安(工賃込) | 特徴 |
|---|---|---|
| スペーサー | 約5〜10万円 | 見た目重視・手軽 |
| スプリング交換 | 約10〜20万円 | バランス型 |
| サス一式・レディキット | 約20〜30万円 | 安定感重視 |
この金額が、RAV4リフトアップ費用の現実的なラインと考えてよいでしょう。
初期費用が安く見える理由と落とし穴
費用が安く見える最大の理由は、次の項目が見落とされやすいためです。
- 取付工賃
- アライメント調整費
- 再調整や追加作業の可能性
特にアライメント調整は必須で、これを省くと直進安定性やタイヤ摩耗に悪影響が出やすくなります。
結果的に「安く済ませたはずが、あとから出費が増える」ケースは珍しくありません。
費用で失敗しないための考え方【おすすめ】
RAV4のリフトアップ費用で後悔しないためには、
- パーツ代+工賃+調整費を最初から合算
- 「最低ライン」と「満足ライン」を分けて考える
- 用途に合わない安さは避ける
といった視点が重要です。
初期費用だけで判断しないことが、結果的におすすめの選び方といえるでしょう。
ディーラー・モデリスタ価格は高い?量販店との違い

ディーラーオプションが持つ安心感
RAV4のリフトアップを検討する際、まず候補に挙がりやすいのがディーラーオプションでしょう。最大のメリットは、車検対応や保証面での安心感が高い点にあります。
ディーラー入庫を前提にした設計のため、後から指摘されるリスクが少なく、「確実性」を重視する人には向いています。
一方で自由度は低く、カスタム幅は限定されがちですね。
モデリスタ価格が高く感じる理由
モデリスタ価格は、市販キットと比べると割高に見えやすい傾向があります。
その理由は次のとおりです。
- 車種専用設計でバランス重視
- デザイン性・ブランド性込みの価格
- ディーラー対応前提の安心料
単純なリフト量や性能だけで比較すると高く感じますが、「万人向けの完成度」を求める層には納得しやすい価格設定ともいえます。
オートバックス施工との違いを整理
一方、オートバックスなどの量販店施工は、費用を抑えやすいのが特徴です。
| 比較項目 | ディーラー/モデリスタ | オートバックス |
|---|---|---|
| 安心感 | 高い | 店舗・担当差あり |
| 費用 | 高め | 抑えやすい |
| 自由度 | 低め | 比較的高い |
費用重視か、安心感重視か。
RAV4の使い方次第で、選ぶべき選択肢は変わってくるでしょう。
RAV4のリフトアップ費用で後悔しないための注意点【筆者の見解】
RAV4のリフトアップは、費用相場を知っただけでは判断できません。
乗り心地や実用性、車検との関係など、見落としやすい注意点があります。
ここからは筆者の見解として、後悔しやすいポイントを整理していきます。
RAV4リフトアップのデメリット|乗り心地と実用性の変化

街乗り・高速で感じる乗り心地の変化
RAV4をリフトアップすると、まず体感しやすいのが乗り心地の変化です。
街乗りでは、段差やマンホール通過時の突き上げが増したと感じる人が少なくありません。
高速道路では直進安定性自体は大きく崩れないものの、横風の影響を受けやすくなり、純正時とはハンドルの落ち着きが変わります。
これは足回りの構成が変わる以上、避けられないデメリットといえるでしょう。
重心が上がることで生じる違和感
リフトアップによって車高が上がると、重心位置も高くなります。
その結果、
- カーブでのロール感増加
- 車線変更時のワンテンポ遅れる感覚
- 駐車場での揺れの大きさ
といった違和感が出やすくなります。
スポーティな走りを期待している人ほど、この変化をマイナスに感じやすい傾向があります。
費用以上に効いてくる「日常での差」
リフトアップのデメリットは、数値や性能よりも日常使いでの感覚差として現れます。
| 項目 | 純正 | リフトアップ後 |
|---|---|---|
| 乗り心地 | 安定 | 硬さ・揺れ増 |
| 運転感覚 | 素直 | 慣れが必要 |
| 快適性 | 高め | 用途次第 |
費用面だけで判断すると見落としがちですが、こうした日常の変化こそが、満足度を大きく左右するポイントといえるでしょう。
タイヤサイズ・バンパー問題と車検対応の現実

リフトアップ後に避けられないタイヤサイズの問題
RAV4をリフトアップすると、見た目のバランスを取るためにタイヤサイズの見直しが必要になるケースが多くなります。
車高だけが上がると、足元が細く見えやすく、違和感を覚える人も少なくありません。
そのため、
- 外径の大きいタイヤへ変更
- 扁平率を見直す
といった選択が検討されます。
ただしタイヤサイズを変えると費用が増えるだけでなく、乗り心地や燃費にも影響する点は理解しておく必要があります。
バンパー下がる問題とバンパーカットの判断
リフトアップに伴い起こりやすいのが、バンパー下がる問題です。
車高が上がることで、バンパーとボディの位置関係が変わり、見た目やクリアランスに違和感が出ることがあります。
この対策としては、
- バンパー位置の調整
- バンパーカットによる干渉回避
が行われる場合があります。
ただし、バンパーカットは見た目や元に戻せない点でデメリットも大きく、安易に選ぶべき方法ではありません。
車検対応とディーラー入庫の現実的な考え方
車検対応かどうかは、多くの人が不安に感じるポイントです。
リフトアップ自体が即NGになるわけではありませんが、
- 保安基準内に収まっているか
- タイヤのはみ出しがないか
など、細かいチェックが必要です。
また、ディーラー入庫については店舗ごとの判断差が出やすく、事前確認が重要になります。
安心感を優先するなら、車検対応を明示した構成に留めるという考え方も現実的といえるでしょう。
【結論】RAV4のリフトアップ費用は誰にとって正解か?

口コミから見える「満足する人」と「後悔する人」の違い
RAV4のリフトアップに関する口コミを見ていくと、評価ははっきり二極化しています。
重要なのは、費用の大小ではなく「目的と使い方」が一致しているかどうか。
満足している人の口コミに多い傾向
- 見た目の変化を最優先に理解している
- 多少の乗り心地変化は許容している
- 費用を“趣味のコスト”として納得している
後悔している人の口コミに多い傾向
- 純正に近い乗り心地を期待していた
- 費用が膨らむ想定をしていなかった
- 日常使い(街乗り・家族用途)が中心
つまりリフトアップそのものが悪いのではなく、期待値のズレが後悔を生んでいるといえます。
RAV4リフトアップ費用の現実ライン【3段階で整理】
判断しやすいよう、費用感を3段階に分けます。
| 区分 | 費用目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 最低ライン | 約5〜10万円 | スペーサー中心・見た目変化のみ |
| 満足ライン | 約15〜25万円 | キット+調整費込み・バランス重視 |
| やりすぎライン | 30万円超 | サス一式+タイヤ変更まで含む |
**おすすめは「満足ライン」**です。
最低ラインは不満が出やすく、やりすぎラインは用途を選びます。
費用と満足度のバランスが取れるのが、15〜25万円前後といえるでしょう。
【筆者の見解】RAV4リフトアップが向く人
はっきり言います。
RAV4のリフトアップは誰にでもおすすめできるカスタムではありません。
向くのは次のような人です。
- SUVらしい見た目を最優先したい
- 純正とは違う個性を楽しみたい
- 多少の乗り心地変化を許容できる
- 費用を「趣味」と割り切れる
この条件に当てはまるなら、リフトアップは満足度の高い選択になります。
RAV4リフトアップが向かない人
逆に、次に当てはまる場合は慎重になるべきです。
- 街乗り・家族用途が中心
- 純正の快適性を重視したい
- 費用が増えることにストレスを感じる
- 車検やディーラー入庫で悩みたくない
この場合、リフトアップは費用以上にストレスが増える可能性があります。
見た目目的なら「別解」も現実的
重要な点として、見た目を変えたい=リフトアップが唯一の答えではありません。
- タイヤサイズの見直し
- ホイールデザイン変更
- エアロや外装パーツの工夫
これらでも、RAV4の印象は十分に変わります。
「車高を上げること自体が目的なのか」「見た目を良くしたいだけなのか」を切り分けることが、後悔を防ぐ最大のポイントなのです。
RAV4のリフトアップ費用について まとめ
記事ポイント
- RAV4のリフトアップ費用は方法と仕上がり次第で大きく差が出る
- パーツ代だけでなく、工賃・調整費込みの総額で考えることが重要
- 費用の目安は
- 最低ライン:約5〜10万円
- 満足ライン:約15〜25万円
- やりすぎライン:30万円以上
- デメリットとして乗り心地の変化・タイヤサイズ・車検対応は避けて通れない
- 向く人・向かない人がはっきり分かれるカスタムである
RAV4のリフトアップ費用は、単純に「高い・安い」で判断すべきものではありません。
SUVらしい見た目を重視し、多少の変化を楽しめる人にとっては満足度の高いカスタムですが、日常の快適性を最優先する場合は後悔につながる可能性もあります。
重要なのは、費用と引き換えに何が変わるのかを理解したうえで選ぶこと。
自分の使い方や価値観に合っているかを見極めることが、後悔しない最大のポイントといえるでしょう。
参考リンク
